肩こりにマッサージは有効!?
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2021/06/29
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
こんにちは!
本日は、「肩こりに対してマッサージは有効なのか」ご紹介したいと思います。
肩こりは国民病と言われるほど多くの方が経験しており、多くの方がマッサージを経験していると思います。
PC作業などで凝り固まった肩にマッサージをしてもらうととっても気持ち良いですが、そもそもマッサージは有効な手段なのでしょうか。
マッサージをすることによって得られる効果と改善が期待できる症状などを細かくご紹介したいと思います。
肩こりとは
肩こりとは一体どのような状態になってしまっていることを言うのでしょうか。
首から肩、背中にかけて筋肉がこわばり、だるさや重さ、疲労感、時に痛みを感じる症状を肩こりと言います。
この時の患部(肩)の状態としては、筋肉を覆っている筋膜の過緊張からひきつる状態となり、循環血流量低下や関節可動域の低下が起こります。
関係する筋肉は僧帽筋や肩甲挙筋が「肩こり筋」と言われ、頭から背中まで大きく覆うような構造をしておることから、肩回り全体の重だるさを感じてしまします。
簡単に言うと、肩の大きな筋肉の緊張が強くなることで、肩の血流が悪くなり、だるさや重さ、痛みを引き起こすことを「肩こり」というのです。
マッサージの効果とは
マッサージをするということは凝り固まった筋肉にどのような影響を与えるのでしょうか。
名古屋市昭和区吹上駅近くのなごみ鍼灸接骨院吹上院では、毎日多くの方が肩こりでみえますが、ほとんどすべての方にマッサージ施術を行います。
肩こりはリモートワークや長期間の自粛によってここ数年でさらに増加傾向にあります。
肩の筋肉にマッサージ(物理的刺激)を加えると、緊張した筋膜を緩めて筋肉全体の緊張を緩和することができます。よくお風呂で温めると楽になるという方もいらっしゃいますが、これも有効的です。肩こり解消には、物理的刺激で筋肉、筋膜を緩めること、温熱刺激(お灸なども含みます)で肩の血流を改善すること、ストレッチで固まった関節や筋肉を動かして血流を改善し、筋肉の柔軟性を出すこと、この3つは特に有効な手段となります。
しかし、ここで問題となるのは、マッサージによる筋肉の緊張緩和は一時的な効果に過ぎないということです。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院にも、毎週末マッサージへ通うサラリーマンの方がいますが、その場のスッキリ感は得られても、治ることは永久にありません。
必要なことは肩こりになってしまう原因を取り除くことであり、凝った筋肉を対処療法的にほぐすことではないのです。
肩こりの原因とは
では肩こりの原因とは一体何なのでしょうか。
よく「何もしていないのに肩が凝るんです」という言葉を耳にしますが、まさにこれが肩こりの原因なのです。
人間はそもそも「動物」であり、その名の通り動くものであるため、何時間も同じ姿勢でいることに抵抗があります。
実際に筋肉は動くことで血流を維持しており、全身で見ても心臓から送られた血液は、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用で心臓まで戻ります。また関節は曲げ伸ばしによって関節包内の滑液が出ることで栄養が行き渡ります。
このように人間は動かないと不調をきたす様にできているのですが、現代社会ではゲームやスマホ、デスクワーク等により、容易に数時間の同姿勢を達成してしまいます。
仕事の合間にはストレッチをして、一日の終わりにはお風呂で疲れを癒し、週に数回は適度な運動を行うことが身体にとっては理想的な生活と言えるでしょう。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院では、痛みをとるのみならず、生活指導やストレッチ指導、姿勢指導なども随時行いますので、どこへ行っても良くならなかったという方は、是非ご相談ください。