産後に手首が痛む方、必見!!
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2016/07/23
こんにちは、なごみグループの島田です。
突然ですがここで質問です!!
産後に手首の親指側にズキッと痛みが走るなど違和感はありませんか?
今回はそんな産後の女性に多い手首の腱鞘炎「ド・ケルバン病」について紹介したいと思います。
ド・ケルバン病とは?
親指を動かす際に使う肘や腕から来ている筋肉が手首で腱となり手首の親指側の腱鞘というトンネルを通ります。パソコン、スマホの使いすぎや日常生活動作で腱とトンネル状の腱鞘が擦れ炎症が起きて痛みが出ます。
ただ痛みの原因は使いすぎだけではなく出産後や閉経後の女性ホルモンの影響でも起こります。
女性ホルモンのひとつにプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンがあります。このホルモンは妊娠や出産を助ける働きがあります。出産で動いた骨や骨盤の位置を元に戻す働きや腱鞘をキュッと収縮させる働きがあります。その結果、腱鞘が狭くなり腱と擦れ痛みが出ます。
また女性らしさを司るエストロゲンというホルモンがあります。このホルモンは腱や腱鞘に弾力や柔軟性を与える働きがあります。閉経後にはエストロゲンが減少します。その結果、腱や腱鞘の柔軟性や遊びが無くなり互いにこすれ合い痛みがでます。
なごみでの治療
痛みや炎症がある局所には超音波や微弱電気などの特殊な電気を使います!またテーピングやストレッチなども組み合わせて治療していきます。さらに再発防止の為、全身のバランスを整えてケガしにくい体作りをサポートします!