手の使いすぎに注意
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2019/03/08
こんにちは、なごみ整骨院グループです。
最近は季節の変わり目でどっちつかずの気温の日が多いですが、だんだん寒くなってきますので、お出かけの際は羽織るものを持って出るようにしましょう。
さて、本日はドケルバン病という手首付近の疾患について書きます。
ドケルバン病って何?
ドケルバン病とは親指根元の手首付近に痛みを感じる腱鞘炎で、親指の曲げ伸ばしなどの動きで
痛みを感じます。
なぜ腱鞘炎は起こるのか
手指の動きは、腕や手の筋肉が収縮することによって指を曲げたり伸ばしたりすることができます。
その際、筋肉の伸び縮みを指に伝えているのが腱というロープのようなパーツです。
そしてその腱は指を動かす際、変な位置にズレないように腱鞘というトンネルで固定されています。
ですので手指をたくさん使うことで、腱と腱鞘がたくさん擦れ合って痛みがでるのです。
また、出産後の女性や更年期の女性はホルモンバランスの関係でトンネルの役割の腱鞘が狭くなり易くなっていて
腱鞘炎になりやすいといわれています。
ドケルバン病を引き起こす主要な筋肉は短母指伸筋と長母指外転筋と呼ばれる筋肉で
広げた手を手の甲側から見た時に手首から親指の付け根にかけて浮かび上がる2本の筋が、
この2つの筋肉の腱になります。
この筋肉はテニスや楽器の演奏者などの手首を良く使う方にも多く発症しやすいので注意が必要です。
もしも、手首付近に痛みを感じたらご自身でドケルバン病かどうか確認する方法があります。
それはこちらのやり方になります。
1.親指を内に入れて握りこぶしを作る
2.先ほどのせた2つの腱を伸ばすようなイメージで、手首を小指側へ90度倒します。
この時に手首の痛みが強くなる様であればドケルバン病の可能性があるので一度見てもらいましょう!
なごみ治療について
基本的には安静、暖めることが大切。(熱感がある場合冷やします。)
超音波や微弱電気などの特殊な電気を使って深部からアプローチします。
早期の発見が大事なので違和感がありましたら、早めにご相談下さい

所属院 なごみ針灸整骨院 小幡院
名 前 山本 秀俊
資 格 柔道整復師
鍼師 灸師
あん摩マッサージ指圧師
2019年3月8日 更新
































